「ワタシ見て見て症候群」
 
 「どうして女子高生(くらいの歳の女性)、中でもちょっと足りなそうなヤツ(ま、偏見なんですけど…)に限って大声で話すんだろう?」

 こんなふうに思ったことってないだろうか?
 「普段、騒がしい環境(学校)にいるから、自然と声がデカくなるのか?」いや、だったら男子高校生も同じだろう
 「10台女性の声の波長がシャクにさわり通りやすいのか?」いやいや、だとすると足りなそうな(重ねて失礼…)女性限定という理由にならない

 今日も喫茶店に素っ頓狂な奇声をあげてハシャいでいるバカ女快活そうな女性がいたので、ちょっとウォッチング(決して妙なつもりはありません!)してると、そのバ…(以下略)はデカイ声を出したあとに、必ず一呼吸置いてあたりの様子をうかがっているようなそぶりを見せるのである
 「ん、これは…!」

 同じような光景を15年以上前に見た記憶がある
 当時まだ珍しかった携帯電話。人混みの中おもむろに内ポケットから取り出し、得意満面の大声で話している脂ぎったオヤジ…会話のところどころで一段と声のトーンを上げ、あたりの冷ややかな反応を"羨望のまなざし"と勘違いしてさらにボルテージを上げる…

 「あの女子高生たちは周囲の"視線"を集めたいために奇声を発しているんじゃないだろうか?」
 きっとこれまでの学校生活、たとえば体育祭や文化祭、それにスポーツや学業でも注目を集めるような経験はなかったのだろう
 街を普通に歩いていても誰も注目してくれない…そんなとき、たまたま発した"大声"に何人かが振り返る…さぞ快感だったことだろう

 だとすれば、ある意味究極の"注目のマト"である"凶悪犯罪"に走らないことを願い、あたたかく見守っていきたい…けど、やっぱうるせーよ。オマエラ

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# by taros_magazine | 2004-09-10 20:36 | toyohashi diary
「オッサン」
 
 朝起きてみると涼しい。天気も悪くない。ので、久しぶりに渥美半島の蔵王山へバイクで出かけた
 山頂の駐車場には、車が2~3台なのに対しGPZなどバイクが6台ほど置いてあった。あたりを見てみるとジュースの自販機の前にYELLOW CORNとかのジャケットを着た”いかにも”な連中が数人…とりあえずニッコリとお辞儀してみたけど、無視されてしまった
 ったく、大人げないなぁ…いや外見は立派な大人なんだけどね(お互いに…)

 ところで、最近パーキングやツーリング先とかで見かけるバイク乗りって、みーんな自分と同年代の”オッサン”ばかりだ。たまにそれらしい若い人を見ると、いわゆるビッグスクーターにまたがってる(これはこれでいいんだけど…)
 長きにわたる悪しき免許制度と校則のせいで、若者たちは”バイクに乗る・操縦する”という選択肢どころか発想そのものをなくしてしまったのだろうか?それとも、バイク自体が魅力を失ってしまったのだろうか?

 これまで、僕は前者が原因だと思ってきた
 だけどこの日考えが変わった。自販機の前にタムロし、足下にタバコの吸い殻の山を築いているオッサンの集団を見て、今の若い人がバイクに対して”カッコイイ”と思うわけがない。そんなことより他のカッコイイことに若者の関心が向いているんだろうと…

 でも、自分がオッサンになった今、それはそんなに悪いコトじゃないとも思う
 NHK教育が趣味講座で”中高年のツーリング講座”をやる時代(おまけに講師は平忠彦だ!)である。バイクは”オッサンの趣味”として堂々としてればイイ
 サーフィンをテーマにした映画”ビッグ・ウェンズデー”で、「死ぬまでサーフィンする」とイキがる小僧に、ボードシェイパーが「死ぬまでサーフィンするやつなんていないさ」と、青春の短さを諭すシーンがある

 昔はバイクも同じだと思っていたけど、今ならハッキリと言える。「身体が動く限り乗り続ける」と…

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# by taros_magazine | 2004-08-28 20:36 | motorcycle diary
「海」
 
 学生の頃、天気のいい日はバイクで大学へ通った
 国道1号線~平針街道の片道約1時間半のツーリング。幹線道路がやがて産業道路となり、水田や梨畑の間を走る旧街道を抜けて名古屋の街まで…今でも道路脇の景色を家の一軒一軒まではっきりと覚えている

 時間に追われない帰り道は、いつもちょっと寄り道をした
 東山動物園のドライブウェイ、一畑山薬師寺の参道、岡崎の本宿から蒲郡に抜ける新箱根…そんな道を通って、23号線の三谷の弘法山の脇の坂を上りきった瞬間、目の前に広がるのは夕陽を反射して金色に輝く三河湾だった
 この景色を見ると、「あー、帰ってきたなぁ…」と感じると同時に、ここまで走ってきた疲れも癒された
 大学を卒業してからも、知多半島や吉良の方へツーリングに行った帰りには必ずこの小さな峠を通って豊橋へ戻った

 でも、ある日坂の上から見る景色が一変していた
 金色の絨毯の代わりにそこに広がっていたのは、ヘドロをかき混ぜた荒れ地だった
 わずか数ヶ月前まで潮干狩りやセーリングの人が楽しんでいた海は、巨大な重機に囲まれた異次元の大地に変化していた

 言葉にできない激しい怒りがこみ上げてきた。これまで何百年も…もしかしたら何万年もの間、人々の生活を潤してきた海が、たかだかこの数年の間権力を持った人間の判断で消えてなくなろうとしていることに、そして何も知らなかった自分に…

 そして今、あの金色の浅瀬だったところには巨大な総合レジャー施設が立っている
 ”ラグーナ”(=干潟・環礁)という、出来の悪いブラックジョークのような名前のこの施設は、連日多くの人で賑わっている 
 そこの一角に作られた人口ビーチには、かつてのように金色に輝く三河湾を眺めるカップルの姿も多く見られる
 でも、そのビーチの砂の白さ=よその土地から運んできた砂の色は、輝く海に比べて悲しいほどに淡い…
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# by taros_magazine | 2004-08-02 20:37 | motorcycle diary
「ハウスマヌカン」
 
 最近、ひさしぶりに街(駅前の市街地)をゆっくり歩いたんだけど、古着屋さんとかがたくさんできてるのを見て驚いた
 豊橋という街は、高校生とかは結構街を歩いているんだけど、それ以上の若者層をあまり見ない街だという印象があったので、大都市にあるような若者向けの商売はうまくいかない…というか、”パイ”が小さすぎるところだと思っていたんだけど…

 なんて思いながら見てて、そうしたお店に一定の法則があることに気づいた
 それは「店の前に必ずオーナー(と思われる人物)がいる」ということ。立っていたり、イスに座ってしてる場合もあるけど、必ず店の前で街ゆく人にニラミをきかせている
 最初は「こいつこの方は何がしたいんだ?これじゃ客入れねーよ」なんて思っていたけど、あんまりにもよく見るパターンなのでしばらく考察してみることにした…すると…
 くる客くる客、どいつもこいつもどなたもこなたもみんなオーナー(と思われる人物)と同じカッコしてやがるおられる
 髪型、服装から日焼けの具合やズボンのズリ下げ方まで、みごとにお揃いなのである

 そこでハタ、と気がついた。「あー、これはオーナーがマネキン兼ショーウィンドゥの役割をしてるんだ…」と
 ただ、マネキンと違ってじーっと見てると「なんだ、コラ」とか言われそうだし、もしかしたら「アンタみたいなダセーオヤジの来るところじゃねーよ」とか言われるかもしれない
 とすると、これはただのマネキンじゃなくて一昔前でいう”ハウスマヌカン”か”カリスマ店員”、いや”黒服”か?

 別になんでもいいや。オークションの方が安いし…そもそも行かないし。

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# by taros_magazine | 2004-07-25 20:37 | toyohashi diary
「昭和の思い出・・・」
 
 バブルが崩壊したあと、繁華街といわず郊外といわず飲食店が次々と潰れた時期があった。
 ぼくが名古屋の大学に通っていた頃、足繁く通った守山のリバティーも、吹上近くのイエスタディーも、伏見のル・ロワールもみーんな無くなった…

 そして最近、バブル崩壊後も生き延びてきた昭和の建造物が次々と取り壊されている気がする。
 近所の病院の院長宅の敷地内にあった法隆寺の夢殿のような建物は、いつのまにかアパートになり、港の近くの裏通りにあったキャンディキャンディに出てくる”学生牢”のようなコンクリ造りの家(?)も、つい最近プレハブっぽい建物に変ってしまった

 写真は渥美にあるナゾの建造物・・・長年なんだかわからなかったんだけど、近年の廃墟ブームのおかげでいろんなサイトで紹介され、旧日本軍関連施設だと知った
 でも、先日付近に行ったときは見あたらなかったような気がする。もしかして取り壊されちゃったのかな?
 (旧日本軍施設といえば、安城か刈谷にあった8本の通信鉄塔も何年か前に取り壊されたんだけど、取り壊し決定のニュースを聞いた友人が、何と夜中に侵入しててっぺんまで登っちゃった。「名古屋の街まで見えた。パトカーが下でうろうろしてたけどね」なんて言ってた)

 それにしても、なんでこうした建造物が心にしみるのだろう?
 アンティークの趣味があるわけでもないし、もちろん戦争を体験した年でもない。誰か廃墟や遺構に詳しい人、教えてくれないかなぁ…

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# by taros_magazine | 2004-07-18 20:37 | toyohashi diary