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Never-Ending Story
c0041105_23502455.jpg 例えば、寒狭上流へと向かう道のりがそうだ
 
 渋滞する市街地の幹線道路を抜け、郊外の田園風景の中を走り、小さな峠を越えると目の前には農村風景が広がる
 道はしだいに細い山道になり、いつしか道路脇にせせらぎが見えてくる…

 こんな”景色のグラデーション”と、高揚していく気持ちとが見事に調和するおよそ1時間の"ROAD TRIP"は、もしかしたら釣りと同じくらい楽しく、そして大切な時間なのではないかとさえ思う

 でも、この天竜川へと向かう道のりは少々異質である

 新興住宅地の真ん中を抜け、県境のトンネルを越えると、目の前に広がるのは洒落たマンションの立ち並ぶ浜名湖のリゾート街だ
 
 そして政令指定都市:浜松の中心市街地へ向かう渋滞の車列に巻き込まれ、ハイテク関連の企業団地の真ん中を通り、天竜の流れが見えるところまでやって来てもまだ、そこは”街”なのである

 まるで自分の住んでいる町内の周辺をぐるぐる回っているような抑揚のない景色…

 しかし天竜へと向かう本当の"TRIP"はここから始まる

 ”熊”をやりすごし、”月”を越え、”雲”を横目に見ながら”龍”の山に掘られたトンネルを抜け、谷を蛇行する竜の川で”モンスター”と戯れる…

 天竜二俣の街から秋葉ダムまでのほんの数十分で、それまで”近所”を車で流していた自分は不思議な物語の主役に"TRIP"してしまう

 そこでは、普段は持て余してしまう高番手の長竿を操り、背中から太ももまで届きそうな非現実的なネットをぶら下げ、2リットルのペットボトルよりも遙かに逞しいレインボーを相手に闘う"HERO"なのだ

 
 レギュラーシーズンの釣果から見れば本当に”夢”のような、11月から1月初旬までの短い物語…
 しかしそれは鮮烈な記憶を残し、また次の晩秋へと続いていく物語だ

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*other side of 12/30
輝ける沢の辺で』(by Mr,Rise)
いわなバカ』(by Mr,Shaku iwana)
MickのFF雑記(フライフィッシング) 』(by Mr,Mick)

*tackle (11/25,12/10)  
rod:G3 RPL 9'00 #5 (Sage)
reel:FLYSTART 1 (ROSS)

(11/13,12/10,12/30)  
rod:Fujimaki Special 8'05 #5 (Factory haru)
reel:Halcyone trout (KIRAKU)

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by taros_magazine | 2009-01-03 00:25 | fly fishing diary