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近頃の年寄りは…
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 来月の西野川遠征に備えて、「まじめにキャスティング練習をしよう」…などと心にもない言い訳をしながら、川幅3メートルくらいの下伊那の里川へやってきた
 「ブルックがいる」はずだった川で、ヘドロと自転車を踏み越えて釣り上がった先には養魚場があった
 すっかりヤル気をなくし、川から上がると、畑の脇で農家のオヤジがビニール袋を野焼きしていた

 先月イイ思いをしたその近くの川では、どのサカナも異様にスレていた
 ちょっと悲しい気分になり、ポイントを移動しようとすると、どっかのジジィが車を道の真ん中に止めて世間話にふけっていた

 「あ、思い出した。キャスティング練習をしなきゃ…」と向かった売木川には、なぜか釣り師が大集結していた
 ウェーダーを履いて歩いていた初老の男性に「今日は大会かなんかあるんですか?」と訪ねると、「そこに看板が出てるだろ!3500円だ!」といきなり怒鳴られた

 あっけにとられながら、川をあらためて見渡す

 川の両岸に、まるで堤防でのハゼ釣りのように並んだ釣り師たち、それもみんな先ほどの男性と同年代の人ばかりだというのに…岸でも、休憩所でも、橋の上でも、談笑している人はひとりもいない
 誰もが、一様に険しい表情で、ときおり通りがかる他の釣り師を威嚇するかのように睨みつけながら、自分のポイントを死守しているように見えた

 やりきれない思いを抱え、そのまま根羽川にやってきた
 いつものポイントでアマゴを1匹、さらに別の支流でイワナを1匹釣ることができた 

 川から上がると、これから釣り始めようとしている男性に会った
 
 「どうでしたか?」と笑顔で話しかけられた
 売木川で竿を出せばもっと釣れたかもしれない。でも、この川へ来てよかったと心底思った 
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*today's tackle
rod:FREESTONE FS8'03 #3 (SHIMANO)
FREESTONE XT 8'03 #2 (SHIMANO)
Rightstaff 8'10 #2 (caps)

reel:AMPEX Classic (caps)
TR-L (abel)
AMPEX SK-1 (caps)


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by taros_magazine | 2005-05-31 00:04 | fly fishing diary
5がつ26にち(木)
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きょう、おとうさんは「け」というびょうきで、しごとをお昼からやすんでいえにかえってきました。
びょうきのはずなのに、わたしとおかあさんとおとうさんと3人でドライブにでかけました。

1じかんくらい走って、川がながれているこうえんにつきました。
おとうさんはいつのまにかへんなかっこうをして、「ちょっとだけだから…」とおかあさんに言っています。そして「よーし、いまでっかいサカナを見せてやるからな!」と言って川へじゃぶじゃぶ入っていきました

はじめはニコニコしていたおとうさんは、だんだんこわい顔になり、しばらくすると悲しそうな顔で帰ってきました

『おとうさん、デッカイさかなは?』とききたかったけど、かわいそうな気がしたのでやめました



*きょうのもちもの
さお:ゆーふれっくす8ふぃーと3いんち3番 (てぃむこ )
りーる:しーえむあーる3/4 (まりえっと)


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by taros_magazine | 2005-05-30 21:30 | fly fishing diary
mismatchin' the hatch
c0041105_17381241.jpg  こうしてブログやHPの方にも、エラソーにフライフィッシングの話を書きたれてるワケだけど、自分は驚くほどフライフィッシングについての知識がない

 川で飛んでいる虫の種類はおろか、ストーンフライだのカディスだのという言葉と、実際の虫とが結びつかない
 当然、”ピューパ”だの”ダン”だの言われても困る(何が?といわれてもそれまた困る)
 
 毛針に至っては、最初に巻いた”エルクヘア・カディス”こそなんとか知っているけれど、およそこの世で使われている99%のフライについては名前さえ知らない
 ケープだのサドルだのの違いもわからないので、マテリアルも通販ではオーダーできない

 なので、フライを始めた頃に買ったあり合わせのマテリアルで、実際に川で見た虫かなんかをイメージしながら毛針を巻く…けど、できあがったフライは見たこともない虫(?)の形をしているのは何故だろう…

 昨日、久しぶりに”スーパーハッチ”といえる状態に遭遇した
 しかし、悲しいかなその#14くらいの(たぶん)メイフライという基本中の基本のフライを持っていなかったのであった

 ロッドの先で突っつけそうなほど近くでライズしている魚たちは、自分のキャストしたフライを「ジャマだ!」と言わんばかりに避けて本物の虫を補食し続けていた

 「あー、帰ったら#14のアダムスを巻こう…」なんて思っていると、いつのまにか今度は#18くらいの小さな虫のハッチに変わっていたc0041105_17385270.jpg

 これなら山ほど持ってる。というか、この手のフライしか持っていない
 何匹か続けてヒットし、さて帰ろうかと思っていると、目の前で銀色の大きな魚体が飛び跳ねた

 これを見て納竿できる釣り師などいるわけがない。慎重にポイントを見極め、タイミングを計ってキャストした

 一瞬の静寂、そして大きく波打つ水面
 右手に強烈な振動が伝わった…その刹那、フライだけが夕闇の空に舞った

 "Game is over …" 納竿を促す、尺アマゴからのメッセージだった
 

*today's tackle
rod:AIR LITE GRASS 7'6 #2 (AXISCO) , Cremona 7'11 #2 (coatac)
reel:DX flyweight , silver marquis (HARDY)


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by taros_magazine | 2005-05-21 17:43 | fly fishing diary
Her "curtis creek"
c0041105_2352558.jpg はじめてやってきた川…さて、何を基準に「どこで竿を出すか」を決めるのか?

 ”いかにも”のポイントには魚はいるかもしれないけれど、多くの人が入っていることだろう
 ”竿抜け”っぽいポイントなら、釣り荒れてはいないだろうけど、魚がいる可能性は格段に低い
 そんなことで迷ってるうちに、車をとめる場所を逸し、他の釣り人の先行を許してしまう…


 ということで、この『ポイント選定』はある種のカン(+経験)で行うこととなる

 毎週のように出かけている寒狭川上流でも、自分にはまだまだ未開のポイントがある
 先週末、そんな支流の一つ、野々瀬川の上流に位置する温泉に一泊する機会があったので、早起きしてじっくりとその川を見てみた。もちろん、竿を持って…

 本流との合流点付近こそそれなりの水量があるものの、やがてすぐに岩盤っぽい川底の浅い流れが続き、途中の小さなプールの連続する区間でも、心なしか水は濁っているように見える

 そして出した結論は「ダメだこりゃ」であった

 そのまま車で国道に出て、いつもの川に出かけ小さなアマゴを3匹ほど釣り、朝食の時間に間に合うように宿に戻った
すると女将さんが一言「アマゴ?それだったらそこの川で釣れるのに」…

 帰り道、もう一度車窓からじっくりと川の流れを見てみる

 なんか、すごく釣れそうな川に見えた


*today's tackle
rod:FREESTONE FS803 (Shimano)
reel:SK-CL (Caps)


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by taros_magazine | 2005-05-20 23:59 | fly fishing diary
バレvsジベvs…? (motogp '05 フランスGP)
c0041105_23165536.jpg なぜ、90年代中盤以降のGPがツマラナくなったか?
 
 それは多くの人が認めるように、ミック・ドゥーハンという怪物の独走に歯止めをかけることのできるライダーがいなかったからだと思う
 でも、本当にドゥーハンにライバルはいなかったのか?というと、そんなことはないのである
 アレックス・クリビーレは何度も真っ向勝負を仕掛けていたし、実際に1999年にはチャンピオンとなっている。ミックはケガしてたけど
 岡田忠之も何度も力でドゥーハンを下して勝利した
 
 でも、レースは盛り上がらなかった。なぜか?c0041105_2317981.jpg それはカダローラやチェカ、それにバロスやノリックといったライダーがドゥーハンに絡んでいったけど、それは常に”1人”だったからだと思う
 
 あるときはミックVSクリビーレ、あるときはミックVS岡田といった具合で、決して三つ巴以上の混戦にはならない。それが見ている側には『ドゥーハンの掌の上のレース』にしか見えなかったんじゃないだろうか?
 
 そうでなくても、1対1のバトルでは変な計算やカケヒキで最後の最後に興冷めになることが多い(今回の250CC、ラストラップでのドピニュエのブロックライン失敗のように…)

c0041105_23172947.jpg そんな訳で、今回のフランスGPは大きな意味のあるレースだったかもしれない
 
 この数戦で何か得体の知れない”強さ”を見せはじめ、ついにロッシの掌のサイズを超えてしまったジベルノーとロッシの火花散るバトル、その2人にレース運びという計算を許させない強烈な不確定要素のコーリン・エドワースとニッキー・ヘイデン。4人が絡んだからこそ、これまでにない緊張感に満ちたレースになったんだと思う

 そうしたことを考えるにつけ、2人であれだけのスペクタクルなレースを見せていた89~90のレイニーとシュワンツには、あらためて驚嘆してしまう

 あー、ドゥーハンとロッシのバトルが見たかったなぁ…


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by taros_magazine | 2005-05-16 23:22 | motorcycle diary
イワナの消える日
 
 イワナとアマゴ(もしくはヤマメ)、どっちが好きか?
 基本的には、釣れるならどっちでもイイけど、自分はイワナが好きだ。何となく愛嬌のある顔立ちと、控えめなパーマークがなんともソソるのである

c0041105_0213213.jpg 自分がフライフィッシングを始めた頃は、寒狭川の大名倉あたりでもイワナばかり(*以下、「ばかり」という言葉が多用されますが、決して「たくさん」という量的な意味ではなく、「のみ」という質的な意味です。自分はそんなに上手くないです)釣れた
 アマゴが釣れるのは春先と梅雨頃の放流後の一時期だけで、シーズン通して釣れるのは圧倒的にイワナで、口の悪い釣り師は「アマゴの1匹はイワナの3匹に換算しないとな」なんて言ってた

 それが、いつしかアマゴばかり釣れるようになった。いや、念のため言っておくと、イワナも釣れるらしい。ルアーやエサ釣りの人からは尺上イワナの話を良く聞くし、いろんなサイトを見ててもイワナは釣れているようだ

 でも、自分が釣るのはアマゴばかりだ
 以前はイワナしかいなかったポイントでもアマゴばかりが釣れる。何故か?

 自分の釣り方が原因と考えるのが一番自然なんだろうと思う
 以前よりも細いライン、小さな毛針、狙うポイントも流し方も、知らず知らずのうちにアマゴ向きになっているのかもしれない
 
 でも、頭をよぎるのは「もしかしたら、イワナがどんどん淘汰されてるんじゃないだろうか…」という根拠のない不安である

 そんなことを考えながら、いつも行く川の最上流部に初めてやってきた。水深は10センチそこそこ。川幅も1~2メートルほどのまさに源流だ
 以前から車では通るところだったけど、まさか釣りができるようなところだとは思ってなかったので竿は出さなかったのだが、この日は雨の後ということもあり、”渓流”っぽく見えた

 そこにイワナはいた
 5~6センチの稚魚から20センチほどの成魚まで、何匹ものイワナをこの日確認することができた

c0041105_0485880.jpg でも、自分の不安は解消されなかった
 帰りに林道でみた真新しいエサ用ミミズのカラ箱…

 この沢からイワナが消える日は、悲しいことに案外近いのかもしれない 
 
*today's tackle
rod:FREESTONE XT883 (Shimano)
RIGHTSTAFF 7'10 #2 (Caps)
reel:abel TR-L , Redhington CT2/3


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by taros_magazine | 2005-05-09 00:50 | fly fishing diary
義理と人情とオリビエ・ジャック
c0041105_22502050.jpg もうケニー・ロバーツ(jr)は名前変えるべきだと思う。とりあえずケニー・”フレディ・スペンサー・ただし86年以降”・ロバーツにしたらどうだろう?
 またまたまたまた序盤”ビューン”と飛ばして、いいかげんするとスローダウン
 最初から完走する気なんかサラサラなくて、「オレ、本気で走れば速いんだけどー、マシンの出来がイマイチだしぃー、手術の経過もまだ完調じゃないしねー」とか言いたいためだけに参戦してるとしか思えない
 いますぐ加賀山にスイッチするべきだ

 もうひとりいたよ。86年以降のスペンサーが
 ジベルノー、お前だ!オレはなぁ、今回はメチャクチャ期待してたんだよ。前回の悔しいリザルトをバネにして、今回はロッシと凄絶な肉弾戦を見せてくれるハズだって…
c0041105_22504241.jpg 予選で見せた貫禄と気合いに満ちた走り。それは過去にローソンやドゥーハンがたびたび見せていた”『何か』を突き抜けた速さ”と同じオーラを纏っていた
 「セテがついに”神の領域”に入った」そう感じる瞬間だった

 しかし結果はズルズルズルル…っと、落ちていき、フィニッシュ直後にマシンをコースサイドに止めて「しゃぁないなぁ…マシン(タイヤ?)がコレじゃ」と言わんばかりのアピールだ

 それにくらべてオリビエ・ジャックのなんと清々しい走りか!
 抜群の速さとスピリットを持ちながらも、スポンサーやメーカーとのパイプがないためにGPのシートを失っていたジャック
 c0041105_22505237.jpg かつてのタイトルを争ったチームメイトが在籍するカワサキに助っ人としてやってきたジャックには、持ち前の闘争心に加えて彼らしい”義理”みたいなものも抱えた”意地”のレースだったに違いない

 ちょっと長いけど、レース後のジャックのインタビュー訳を紹介しておこう
 「走る前、自分は”スープの中に浮いている髪の毛みたいなもの”だと思っていたけど、終わってみれば”水を得た魚”だったね。中国のトラックなのに、まるで地元で走っているような不思議な感覚だった。3年間、motogpで走って一度も表彰台に上がれなかったのに、2年ぶりに”飛び入り”して2位だなんてね…ほんとうに、何が起きるかなんてわからないもんだよ…」


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by taros_magazine | 2005-05-02 23:35 | motorcycle diary