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「テロ」
 
 東京へ行ってきた
 道中、山手線に乗ったんだけど、いつまでたっても発車しない。しばらくしてから車内アナウンスが…
 「ただいま信号トラブルにより運転を見合わせています…」このアナウンスを聞いて、10年近く前の出来事を思い出した

 1995年3月21日。僕は友人と二人で18キップで普通電車を乗り継ぎ、東京へやってきた。前日の深夜に豊橋を出て、朝方に東京都内に入ったんだけど、この日の通勤ラッシュの山手線は、僕が名古屋の大学に通っていたときに体験した混雑とは明らかに違っていた
 乗客の誰もが堅く口を閉ざしている。しゃべっているのは僕たち2人だけ。ついでに網棚に荷物を置いてるのも僕たちだけ。ほかの乗客はみんな異様に緊張した表情を浮かべてどこか一点を凝視している
 そのとき、駅でもないところで電車が止まった。「ただいま前方の駅構内で不審物が発見されましたので、検査しています。しばらくお待ちください…」にわかにざわめく車内。こんなことが10分おきぐらいに繰り返された
 地下鉄サリン事件の翌日だった
 
その6年後の秋、僕はニューヨークへ旅行に行く予定だった。仕事の帰りに旅行代理店へ行き、パンフレットをもらって家に帰ると、テレビを見てた妻が「大変!大変!」と言って走ってきた
 画面ではニューヨークの巨大ビルに信じられない大きさの穴が開いていて、真っ黒な煙を吹き出していた
 「飛行機が突っ込んだらしいよ!」この同時多発テロにより、旅行は当然キャンセルになった
 やがて世界はもちろん、日本も「テロに屈しない」というスローガンのもと、イラクにまで自衛隊が出動することになった
 オウムは公安当局に徹底的にヤラれた。信者は免許証の記載と違う場所に住んでいるという理由や、ビラ配りで他人の敷地に入ったという理由で逮捕され、20日以上拘留された

 なんでこのときのやり方を「日常生活を脅かす者=身近なテロ」にも適用しないのだろう?
 警察のエラい人が「暴力団の壊滅を目指し…」なんて決まり文句を100万回言うより、このときのやり方で片っ端から逮捕すりゃいいじゃないか
  「手を出したワケじゃないから…」とか「パトロールを強化します…」なんて言ってキチガイみたいなヤツを野放しにしてないで、どんどん捕まえりゃいじゃん
 大半の日本人にとっては、ビンラディンやザルカウィ、それに今のオウムよりも、小学校に包丁持って入るヤツや親族皆殺しにして火を付けるキチガイの方が、よっぽど危険な”大量破壊兵器”であり、深刻な”テロ”だと思う

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by taros_magazine | 2004-11-26 20:34 | toyohashi diary