予想外の…
 
 まさかこんな時期に2日続けての釣行をすることになるなんて、本当に予想外だった

 前日、まるで解禁日の有名河川のような賑わいの中、やっとの思いで手にしたレインボー…
 『人の少ない平日なら、もうちょっと釣れるんじゃないか…』
 そんな下心もあっての強行軍だった

 「この冬一番の寒気がやってくる」はずだったこの日の天竜は、予報に反して快晴・ほぼ無風。しかも前日よりも暖かいと思える好条件だった

c0041105_028288.jpg ただ、釣り人の数も思った以上に多かった
 自分たちが右岸に渡り釣りを始める頃には、めぼしいポイントにはほとんど釣り人が陣取ってラインを垂れていた

 しばらくすると、フックサイズで#16程度の虫のハッチが起こり始めた
 思いがけない出来事に、思わずマーカーそっちのけでライズを探す…が、前日の冷たい風の中でさえ起きていたような派手なライズはほとんど見られなかった

 上流でも下流でも、魚の姿すら確認できなかった
 途中で他のフライマンと話をしても、出てくるのはため息、そして『今日は釣れると思ったんだけどなぁ…』というセリフばかり…

 『そろそろ昼食にしようか…』
 そう思い、上流へ向かいながら適当に岸際の瀬を流す
 何度もの根がかりで”ちゃんとしたフライ”も残り少なくなってしまい、ティペットの先に結ばれているのは、100円ショップで買ったモールを適当にフックに留めただけの投げやりなフライ…

c0041105_0284541.jpg その派手なピンクの物体が着水した瞬間、レインボーがひったくるように水面に飛び出したのがハッキリと見えた
 
 『こんなフライで釣れるのかよ!』何度も何度も心の中で…いや、声に出して言いながらも、絶対にバラさないつもりで引き寄せた

 天竜用に新調したLLサイズのネットに控えめに納まったのは、まるでサツキマスのようにシルバーに輝く綺麗なレインボーだった

 スケジュール、天候、人出、魚の反応、ヒットフライ、そして釣れた魚のコンディションに至るまで、何もかも”予想を裏切られた”この日…

 そんな中、ただひとつ予想どおりだったモノ…それは、『仲間との釣りはやっぱり楽しい』ということ

 でも、考えてみると、たった一人で宇連川の魚の気配のないプールでキャストを繰り返すことで始まったシーズン
 そんな自分が、何度も大勢で西へ東へ出かけ、渓流シーズン終了後もこうして管理釣り場で過ごしているなんて…

 こんなふうに楽しめるようになったということこそ、自分にとって今シーズン最大の”予想外”なのかもしれない
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*other side …
一から出直し修行的毛鉤釣』(by Mr,godzilla2004)
Step into the river』(by Mr,BILL)

*today's tackle  
rod:"fujimaki"Special 8'06 #5 (Factory Haru)
reel:Halcyone Trout (KIRAKU)

 taro's magazine mainsite…
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by taros_magazine | 2006-12-20 00:34 | fly fishing diary


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