"Back" to the River
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 高速道路を下り、川沿いの道がゆるやかに昇り始める頃になると、あたりの景色はいつも出掛ける地元の渓流への道中とはまったく違う雰囲気になる
 いかにも雪国といった重厚な構えの古い家屋、スキー客を相手にした業種の店舗、ローカル線の軌道…そんな景色の中を走っていると、2度目の訪問でしかないこの土地に、”帰ってきた”というような不思議な感覚に包まれた
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 残り少ない渓流釣りシーズン…
 
 1回でも多く、少しでも長く渓に立ち、そして1匹でも多くの渓魚に逢いたいという気持ちが高鳴る季節なのに、向かったのは自宅からおよそ250km、高速道路を走り続けても3時間近い時間のかかる石徹白だった

 寒狭や根羽なら1時間程度、それに人の少ない区間も、魚のいそうなポイントもだいたいわかっている 
 それでも”釣れる保証”など当然ない、むしろ2週間前に釣行した際には、そこの常連達でさえ”厳しい”と評した峠川を再び目指したのは、このところの雨でそのコンディションが良くなったことを期待して…ということなんかではなく、ただ純粋にこの川のことをもっと知りたい、という欲求を抑えきれなかったからだ

c0041105_121286.jpg 前回の釣行から2週間、毎日この川のコトを考えていた 
 渓石の配置まで思い出せるほど鮮明な記憶の中で、美しいアマゴや野性的なイワナが見せつけるライズ…それをどう攻めるのか?フライは?ラインシステムは?立ち位置は?
 前回入れなかった区間はどうなっているんだろう…渓相は?流れの速さは?どんな魚がいるのか?

 フライフィッシングそのものが持つ”ゲーム”としての面白さと、そのフィールドが持つ自然や里の風景の魅力…その両面をこの川は満たしてくれるのだ

 この日は、自分なりに考えた戦略…とはいっても小さなフライのバリエーションをいくぶん増やした程度だけど…が何とか功を奏し、見事なプロポーションのイワナを何匹か目にすることができた

 しかし、同行したベテランフライフィッシャーの方達は、皆さらにワンサイズ大きな魚を、はるかに多くキャッチしていた

 何が違うのか?経験?技術?戦略?それともその全てなのだろうか?

c0041105_164963.jpg こうしてまた、次回の釣行までこの川のコトを考え続けるのだろう…


*other side …
輝ける沢の辺で』(by Mr,Rise)
一から出直し修行的毛鉤釣』(by Mr,godzilla2004)
釣り三昧・猫三昧』(by Mr,NENEKO)

*石徹白川C&R区間 清掃会and納会について…
It's only C&R』(BY Mr,Rolly)


*today's tackle
rod:Cremona 7'11 #2/3 (Coatac)
reel:Marquis "silverface" (HARDY) , Philius babytrout (KIRAKU)

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by taros_magazine | 2006-09-11 23:59 | fly fishing diary


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