この川で、フライフィッシャーの友人たちと釣りをする…これが、実はものすごく久しぶりだった
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 寒狭川…それも支流あたりでは何人もの釣り人が一緒に竿を出すというのは、正直に言って”愚行”なのかもしれない
 魚影が特別濃いわけでもない。ましてや目を見張るような美しい自然環境や、アフターフィッシングが楽しめる温泉なんかがあるわけでもない
 少しばかりの渓魚を、早朝から多くの釣り人が先を争って奪い合うような典型的な都市近郊の渓なのだから…

 『空色ライフ』の洋さん、『Step into the river』のBILLさん、そして名古屋のフライタックルショップ”DUSK”の店長さんに自分を加えた4人が集まったこの日も、朝から霧雨が舞う中でのスタートなった
 
 だけど、この日はメチャクチャに楽しかった

c0041105_14203579.jpg 2人ずつに分かれたファーストラウンド…増水した小さな流れは、小さなフライをなかなか綺麗に流させてくれない
 それでも退屈しない程度に出たり、釣れたり、合わなかったり…そのたびに、いつもは声に出さない”叫び”をあげることがとても気持ちよかった

 第2ラウンドは、あろうことかこのあたりでももっとも小さな谷のひとつに4人で入った

 ところが、ここでもため息が、歓声が、笑い声が次々とわき起こる
 誰かのラインが絡まると次に誰かがキャストし、釣れたらまた次の人と交代…ときには一つのポイントを自分の勝負フライで代わるがわる攻めてみたり…

 こんな楽しい釣りもそろそろタイムアップを迎えようとしていたとき、まるで台本があったかのようにこの日最大…いや、この数年寒狭川では見たことのないような大きなイワナがDUSKの店長さんのロッドをしならせた

c0041105_142048100.jpg ランディングネットの中で窮屈そう身体を曲げているイワナを取り囲むように、みんなで撮影会、そして品評会が始まった

 WEBがきっかけで広がった自分のフライフィッシングの輪…そして、この日集まった4人が作り出す輪の中心にいるイワナ…

 それはまるで、その大きなイワナが作り出したライズリングの波紋であるかのように、いつまでもいつまでも止むことはなかった


*today's tackle
rod:Right Staff 8'10 #3 (CFF) , EUFLEX XFP 7'09 #2 (TIEMCO)
reel:CT 3/4 (REDINGTON) , CFO1 (ORVIS)

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by taros_magazine | 2006-04-16 14:33 | fly fishing diary


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