”…らしさ”
 
 学生の頃、社会人として真面目に働くことがまったく想像できなかった

 『毎日8時間、机に向って何をしているのか?”仕事”って、そんなに都合良く毎日8時間でキリがつくのか?本当に休日以外はちゃんと出勤しなきゃいけないのか?』
 就職活動に走り回る友人たちにそんな疑問を投げかけると、きまって言われるセリフがあった
 『ハハハ!まったく”お前らしい”ものの考え方だな!』

 そんな自分も『でも、いざ働くようになったらきっとキチンと毎日仕事して、有給とかもほとんど使わずに過ごすんだろうな…』などと漠然と思っていた…

c0041105_165903.jpg ところが社会に出てからすでに17年余…
 実際には、学生の頃のアルバイトとあまりかわらない感覚で仕事をしている
 「会社のために!」といった責任感や「将来は○○に…」といった向上心のカケラも持たず、金髪にしたり、ドレッドにしたり、ピアスを着けて仕事をしてきたこともあった 
 
 もちろん、天気が良ければあっさりと休んで釣りに出かけたりする…
 
 というわけで、この日も午後から仕事を早退して根羽川へやってきた

 有名どころの漁協が競い合うように解禁日を早めたり、PRに躍起になる中、この小さな村の小さな漁協は相変わらず4月解禁という、のどかな時の流れの中にあるようだ
 そしてそこを流れる細い里川では、自分のように昼過ぎにノコノコとやってきたフライフィッシャーにも、小振りながらも愛嬌たっぷりのアマゴが相手をしてくれる

c0041105_16591088.jpg お世辞にも綺麗とは言えない水質、周囲の緑に似つかわしくない白く真新しい護岸…
 だけど、この川で釣りをしていると、何とも言えないゆったりとした心地よさを感じることができる

 今年も、そんな”根羽川らしさ”は健在だった

 そして、そんな根羽川らしさを味わうためなら、アッサリと仕事を休んでしまう”自分らしさ”も、困ったことに相変わらず健在のようだ…


*today's tackle
rod:Right Staff 7'10 #3 (CFF)
reel:Caprice miu (GRAIN)

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by taros_magazine | 2006-04-15 17:07 | fly fishing diary


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