季節感
c0041105_0531190.jpg
 高校を卒業してから何年かの間、季節が春で止まってしまっていた
 
 もちろん、7月には「”夏”だなぁ…」とか12月には「もうすぐ”お正月”」なんていうふうに頭では理解しているんだけど、感覚的にはいつも「今は3月」で、先の予定を考えるとき、年中3月から起算して「あと○ヶ月…」という気持ちになり、その直後に「あ、違った…」我に返るのだった 

 やがてその不思議な感覚は薄らぎ、今では暦と自分の季節感はちゃんと一致している
 それはフライフィッシングが”矯正”してくれたからだ

 禁漁という苦痛が身にしみる秋、そして冬。解禁という喜びが心を解放する早春
 他にも水辺に咲き乱れる花や、色づく山、それに”花粉”までもが自分に季節を教えてくれる

c0041105_0533259.jpg フライフィッシングを通じて”季節感”を取り戻したとき、あのマヒした季節感の原因がなんとなくわかった 

 学期や年中行事でキッチリと1年ごとに四季を過ごしていた高校生活が終わり、年中グータラと遊び呆けていた大学生時代から、卒業後は空調完備のオフィスで過ごす毎日へと流れていく…
 そんな自分の季節感は高校の卒業式で止まっていたのだ

 今日出掛けた寒狭川の支流に、前回来たのは6月
 
 あの頃、4時半には川に入っていたのに、今は5時でも辺りはまだ暗いままだ
 6月にはあぜ道に生えている雑草に負けそうだった稲も重そうに頭を垂れ、道路のあちこちには毬栗が落ちていた

 そして、今日も元気な姿を見せてくれたアマゴもほんのりと”秋化粧”をしていた
c0041105_0524436.jpg


*today's tackle
rod:Rightstaff 7'10 #3 , 8'10 #3 (CFF)
reel:SK-CL (Caps) , CT 3/4 (Redhigton)

   taro's magazine main site …  

 
 
[PR]
by taros_magazine | 2005-09-03 23:59 | fly fishing diary


<< 先行者 思い出の川 >>