Pride one ( motoGP 2005' British GP )
 
 世界GPも、スペインのプロモーター“DORNA”が仕切るようになってからは、4輪のF-1なんかと開催時間が重ならないようにスケジュール調整をしているようだ
 「ヨーロッパでは、モータースポーツはサッカーと並ぶほどの人気」という“事情通”の言葉を鵜呑みにするにしても、その中でさらに2輪、4輪、そしてその中の諸々のカテゴリーがいっぺんにテレビ放送されちゃさすがに商売あがったりだろう
 とかく商業主義に突き進んでいると批判されがちなDORNAも、それなりにモータースポーツ振興のために努力しているということなんだと思う

c0041105_2020398.jpg ところが、先週末はホッケンハイムのF-1とmotoGPが見事にバッティングした
 去年も1回だけ同じような状況があったが、それは確かF-1サイドが急遽カレンダー変更したとかの理由だったと記憶しているが…何故?
 
 そんなことはさておき、ここ日本ではともにスカパーで放送しているものの、F-1はライブ、motoGPは録画で深夜。おまけに夕方まではスーパーGT選手権と、“モタスポ三昧”のはずだったのだが…
 
 自分はツール・ド・フランスの最終ステージに熱中していた

 歴史に残る7連覇の快挙を手みやげに引退するランス・アームストロングの最後の走りを、トシのせいかめっきり緩くなった涙腺と格闘しながら見ていた
 
 大陸中がバカンスに入った週末。華やかなシャンゼリゼで繰り広げられる世界最大の自転車レースのフィナーレには、motoGPもF-1もさすがに白旗。もうどのみち注目度は低いだろうということで、ヤケクソでダブルブッキングしちゃったのでは…と勝手に想像してみた

c0041105_20194572.jpg でも、そのmotoGPでも“偉大なアメリカ人”が感動的な走りを見せてくれた
 もう3年近く表彰台から遠ざかっていた”忘れられたチャンピオン”ケニー・ロバーツは、エクストリーム・ウェットの路面で、3位を失うかもしれないリスクを犯してまでひとつ上の順位を狙っていった…
 このレースで彼は、チャンピオンとそうでないライダーとの違いを、バロスに、ホプキンスに、エドワーズに、そしてロッシに見せようとしたんじゃないだろうか?
 
 かつてエディ・ローソンが言った「レースには勝つべきレースとそうでないレースがある」という言葉…
 「無理に勝ちにいかなくても、着実にポイントを稼いだほうが…」などと曲解されることが多いけど、そんな意味じゃなく、「時には、絶対に譲れないレースがある」という意味だということは、エディのキレたときの走りが証明している
 
 ケニーはそんな“王者の哲学”を、リスキーなドニントンで実践してみせた
 ラグナ・セカでは拒んだ星条旗ランを笑顔でやってみせたケニー…。ロッシ包囲網は、RC211軍団から、ニッキー、コーリン、そしてケニーのアメリカンたちへと、確実に移行している
 
 そして、その包囲網は、ロッシがこれまでに体験したことがないほど強力だ
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by taros_magazine | 2005-07-25 20:36 | motorcycle diary


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