ビバ!アメリカン!
 
 いや、別に先週のmotoGPのアメリカGPについて振り返ろう…ってわけじゃなくて、文字通りの”アメリカン”、つまりとんでもなく長いフロントフォークや意味わかんないくらい遠くにあるハンドルの付いたアレなバイクの話である
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 「こんなバイクのドコがいいんだよ…」と思いながら見ていた、スカパーの『ディスカバリー・チャンネル』っていうトコでやってる”アメリカン・チョッパー”という番組に、今じゃウラでF-1やってても見てしまうくらいハマってしまった

c0041105_16332972.jpg 話は極単純。ニューヨーク州のバイクカスタムショップである”オレンジ・カウンティ・チョッパーズ”には、毎回一風変わったカスタムのオーダーが舞い込む
 その度に、ショップオーナーのカミナリオヤジ(Paul.sr)とその息子(jr)が、カスタムの方針や作業の仕方で激しくやりあう。そうこうしている間にも納期が迫り、外注した部品は届かない…「おいおい大丈夫かよ…」などと思わせておいて、最後には最高のバイクを作りあげる…というものなのだが…

 コレが最高にバカバカしくてイイ。ホイールとフレームのクリアランスが無いとわかるや、バールでひん曲げる。入魂のデザインのハンドルはちょっと切っただけでタンクに当たる。しょうがないからハンドルに3カ所くらい角度を付けちゃう。マフラーは長さが足りず、フェンダーはタイヤに当たる
 とにかく「あはは。そんなコトくらいやる前にわかるだろ。あーはは」の連発なのだが、ヤツらは「よくあるコト」とまったく意に介さない。さすがはアメリカンである

c0041105_16334029.jpg しかし、そんな””キャラクター・ショー”の中に、ホロリとさせるエピソードがときどき織り込まれる
 まだ10代のショップ店員に1台のバイクのカスタムを任せ、できあがったバイクを「よくやったな…。コレはオマエへの褒美だ」といってプレゼントしたり、障害者団体の作業所をチョッパーで訪問し、障害を持った人たちとごく自然に会話を弾ませ「いつかオレの店で一緒に働こうナ!」と言って激励したり…そんなクサいセリフを、最高にカッコ良くキメるのである

 正直、チョッパーとか乗ってるヤツとは友達になれないナ、と思っている自分でも、このチョッパーバカ一代…いや二代の作り出すバイク(ホイールに草刈り機みたいなブレードが付いてて、それがブンブン回ったり、キャブがトーチの形をしててランプが点灯したり、なぜか溶接機を牽引してたり…)は、まったくクソみたいに最高(Holly shit!)だと思う
 
 そして、そのバイクを見て、老若男女が何のためらいもなく「Whoooooooooo!!」と叫ぶことができる思考回路をもったアメリカ人の気持ちも、ちょっとだけかいま見ることができるのである
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by taros_magazine | 2005-07-18 16:59 | motorcycle diary


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