of italian, by italian,for italian (motogp 05' イタリアGP)
c0041105_2019296.jpg
 こういうレースが見たかったんだ!速いだけじゃなく、無茶なだけでもなく、技術と精神力、それにプライドを真っ向からブツけ合う”魂のバトル”が…
 
 タイヤのライフを常に計算しつつ、各セクションでのラインを見せたり隠したり、ティアオフシールドをぶつけようとしたり、わざとラインを空けて先に行かせたり…それでいて後続の追随を許さないハイペースバトルだ

 この日のレースには、世界中のモーターサイクルファンを驚喜させた80年代末から90年代始めの頃の世界GP(とそこにいたライダーたち)が持っていた雰囲気が随所に漂っていた 

 あのころ、シュワンツやレイニーが喝采を浴びたのは、にらみ合いながらストレートを走ったり、抜きざまにオシリに触ろうとしたりするような”クレイジー”なショウを見せながらも、誰も追いつけない速さで走っていたからだと思う 

 そういう意味で、この日一番魂を見せていたのはマックス・ビアッジだったと思う
 
c0041105_20422520.jpg ロッシはおろか、最近ではメランドリにまでポジションを脅かされている”ローマの皇帝”は、いつものスムーズで美しいライディングを封印し、誰よりもアグレッシブに攻め続けた

 そして最後まで攻め続けたからこそ、レース後のインタビューで、いつものように勝てなかった理由を皮肉たっぷりに述べるのではなく、「いいレースができた」と笑顔で言い切れたんだろうと思う

 この日、大観衆を大いに沸かせたロッシ、ビアッジ、それにメランドリとカピロッシ
 
 レースの勝者は一人ではない…そんな気持ちをひさしぶりに抱いた

 
"taro's magazine" main site…
[PR]
by taros_magazine | 2005-06-06 20:48 | motorcycle diary


<< 自由・平等 コミュニケーション >>