Home and Away
 
 最近はいつも”お馴染み”のポイントでばかり釣りをしていた
 どこの瀬のどの石の後ろにどんなアマゴが着いているかさえ解ってしまいそうなほど、同じ川の同じポイントに通っていた

 やがて先行者の存在に必要以上に神経質になっていた
 もともと平日に休みを取るような仕事を長く続けていたため、川で人に会うことすらないような釣りをしてきた。自分が寝坊したのを棚に上げ、「なんでこんなところで釣りをしてやがんだ!」などというワガママな”怒り”を感じることさえあった

 そこで、久しぶりの平日休みを利用して、初めての川を訪れてみた
 のどかな風景の続く国道沿いの開けた里川…渓流釣りをする人なら、とりあえず竿を出しそうな”釣り荒れた”場所をあえて選んでみた

c0041105_19181731.jpg  「いるのか…いないのか…」そんな期待と不安を胸にキャストを繰り返す 
 すると、足下から小さなアマゴが逃げていくのが見えた。ただそれだけのことで胸が高鳴った

 護岸と堰堤に囲まれたプール。息を止め慎重にウェーディングし、草の陰からそっとキャスト…水面から飛び出したのは、美しい艶とバランスのとれた体躯のアマゴだった

 いつもの川で目にするものより、特段大きいというものではない。たくさん釣れるというほどの川でもない。でも、こんな気持ちになったのはいったい何年ぶりなんだろう…
 
 いつもと違う景色、いつもと違う感覚
 
 ただひとつ変わらないのは、自分のナントカの一つ覚えの毛針だけだった

*today's tackle
rod:EUFLEX XF 8'03 #3 , George Selvin 8'00 #2 (MARRYAT)
reel:CMR3/4 BLACK , CMR3/4 BROWN (MARRYAT)


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by taros_magazine | 2005-04-27 19:48 | fly fishing diary


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