キャッチ&リリース
 
 釣りの目的は人それぞれだろうけど、多くのフライフィッシャーは「今夜のおかずをちょっと…」なんて思ったりはしないだろう
 ライトタックルでの”ゲーム”が目的であったり、自然との一体感みたいなものを求めて渓にやってくる人もいるだろう

 かくいう自分も、5~6年前に岐阜の小鳥川でキャンプしたとき以来、釣った魚をキープしたことはない
 別に「水産資源保護のため」とかじゃなくて、単純に生き物を殺すのに抵抗があるし、そのための装備を持って釣りをするのがめんどくさいだけである

 そこで自ずと「キャッチ&リリース」の釣りをしているんだけど、ときどきキープするより後味の悪い思いをすることがある
 
 バーブ付きの毛針で釣っているときのラインブレイク…これなんかはテキメンに気が滅入る。投網でも投げて捕まえて毛針を外してやろうか…なんてことをまじめに考えることさえある
(逆に釣ったサカナの背中に誰かの毛針が付いていた…ってのもけっこう滅入る)
 
 これよりさらに鬱なのが唇や片目が取れてしまったサカナを釣ったときだ
 もう、サカナに土下座して謝りたい気分になる

 今日最後に釣ったアマゴ…解禁から1ヶ月も経っていないというのに、一体何人の釣り人に追いかけられ、引っ掛けられたのだろう…口元がキズだらけであった
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 都市にほど近い細い流れの小さなプールにいたアマゴ…おそらくこれからも何度も傷つけられるだろう。いや、もしかしたら今頃すでに「最後の一撃」を食らっているかもしれない。あるいは、さらなる”学習能力”を身につけたかもしれない
 
 いずれにしても、キャッチ&リリースという行為は、フライフィッシャーにとってけっして免罪符ではない


*today's tackle
rod:Rightstuff 7'10 #3 (Caps) , Field advance 706 (MR.don)
reel:CT3/4 (Redington) , Philius babytrout (KIRAKU)

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by taros_magazine | 2005-03-18 21:57 | fly fishing diary


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